怪我の功名・・・・スキーの懐の広さを知る!!
スキーで先々シーズンに怪我をされたお客様が、先日ご来店されました。
「2シーズンぶりにスキーに復活したい!! やっぱりスキーがしたい!!」
と、まだ、ガチンコなブーツを履くと痛みの残る状況の中、とりあえずは快適に
滑れればいいという目的でブーツの相談に来ていただきました。
バリバリの基礎スキーヤーだった方ですが、同僚の薦めもあって、足に負担の少ない
パウダースキー&バックカントリースキーにも挑戦しよう!! と、お考えとのこと。
怪我の前の基礎スキーに没頭されていた頃には、かなりストイックにスキーに
取り組まれているイメージが強かったのですが、先日のご来店の時には何だか
雰囲気が、そしてオーラが違っていました。
スキーを楽しめるところまで復活してこられたことそのものが、喜びとして
にじみ出ているようにも感じられます。
スキー技術は卓越されたものをお持ちの方ですが、パウダーやバックカントリーは
ほとんどノウハウがないご様子でした。しかし、色々と道具についての話を進めて
いくうちに、今までの接客の中で、その方からは感じなかった、純粋なワクワク感が
伝わってきます。誰と競うわけでも誰に評価されるわけでもない、OFFピステの自然の
醍醐味と自然の楽しさを少しずつ具体的なイメージに変えながら、そのワクワク感が
高まっていかれるのが分かります。
僕個人もレース・基礎・オフピステ・コブ・テレマーク・ファミリー・温泉スキー
・リゾートスキーなどなど、スキー全般にオールラウンドに楽しみたい人間の一人です
(冬に時間が足りずに困っていますが・・・・) ので、
スキーにはもっと様々に楽しみ方がある!! ということに気づいていただける方が
増えるのが、とても嬉しいです。
一つのカテゴリーのスタイルに熱心に取り組みれることは、もちろん素晴らしいこと
ですが、何かしら壁に当たったり、限界を感じたりしたときには、スキーはスキーでも
違うカテゴリーやフィールドに目を向けてみられることをオススメします。