しまった!! もっと皆さんにオススメしても良かったかも???
ブーツチューンも連日、順調にこなしております。
スタッフ用語で「初モノ」と呼んでいるのが、全く新しく登場してきたブーツ。
今シーズンの「初モノ」の代表格が、FISCHER PODIUM GTシリーズ。
FISCHER社独自のVACUUMシステムで、シェル全体を足に合わせて形状変化
させつつ形状記憶してくれるタイプの上級者向けブーツですが、
春先にマニュアル通り&セオリー通りのフィッティング方法でテスト制作した
FISCHER PODIUM GTシリーズで滑走した時の違和感が半端なく、底面に
踵が落ちずに、X脚はバンバンに出るし足部がブーツ内で歪められたような
収まり感を感じてました。そんな体験もあって、フィッティング方法に悩んで
いたおかげで、夏場の早期予約会期間中はあまり積極的にオススメできて
いませんでした。
が、いざお客様のご予約分をフィッティングというタイミングとともに
「ひらめき」を信じてオリジナルの方法でフィッティングにチャレンジ!!
結果として、想像を超える出来栄えになりました。お客様も結構な感動を
体感されたご様子で一安心でした。
早速、そのやり方で春先にテストしたFISCHER PODIUM GTシリーズ
のブーツを再度自分の足でフィッティングしてみると、自分自身でも感動
するくらい良いブーツになりました。
快適でありながら、インナーのホールド感もある。足裏がしっかり底に
落ちて腰が高いポジションをキープできる。
足部の違和感のない収まり感も申し分なし!!
同じブーツが、こんなにも変化させられるのか・・・と、改めて感じることが
出来たように思います。
足幅が細くて困っている人にもオススメできそうですし、多少のボリュームが
ある人でも、VACUUM作業を通じて足に合わせることができそう。
最近は、ブーツ全体の形状を変えられるブーツが増えてきていますが、ブーツ
全体を形状変化させられるということは、良くもできれば、逆に悪くもなりうる!!
何もしないほうがマシだった!! ということすら起こりえます。
そこには相当のノウハウが必要になるんです・・・
Piste Tune は、惜しみなくノウハウを注いでいきたいと思います。
しまった!!
もっと皆さんにオススメしても良かった!! と、少々後悔しております。