来期GS35mのテストでCiaoへ & Top Racers Campで2240へ
来シーズンからGSレースのスキーのR(回転半径)の規定が、35mに改定されることもあり、
乗らず&ポール実走せずして、お客様皆様に提案することは、専門店としてはいかがな
ものか・・・・
ということで、昨シーズンからこの時期に各メーカーのGS試乗スキーをお借りし、
自社ファクトリーで角森スタッフにより、ソールの仕上げ、エッジの角度と仕上げ状態、
WAXと全てのスキーを同じテスト条件にした状態で、チャオ御岳の常設ポールレッスンを
活用させていただき、ポール実走試乗&タイムトライアルテストを行っていますが、
今シーズンも行ってきました!!
西日本では、なかなかポールを実走できる試乗機会自体が少なく、レーサーには悩みの
種になっていると思います。中日本・北日本エリアでは、試乗チャンスはたくさん企画
されているとは思いますが、たいていの場合、メーカーによって板の状態や仕上がり
具合がバラバラで、操作性が良く、ソールの滑りの良いメーカーがその場で高評価に
なりがちな傾向があるのも事実・・・・この現実を回避して、自分たちなりに正しい
評価と本来の乗り味を感じたい!! という思いが強く、この企画につながっています。
岩谷高峰校長率いるチャオ御岳スノースクール・常設ポールレッスンスタッフの皆さん
の全面協力で、テストに最適で癖の少ないオープンゲートでのテストを実現して
下さいました。この場をお借りして、お礼申し上げます。
初日(18日)も2日目(19日)も天気は最高!! 雪もまだまだ厚みもばっちり!! さすが標高
2000m級のスキー場です。
御岳もスッキリ顔を出し、
向かいの乗鞍もバッチリ!!
コースもナイスな滑走条件!!
試乗スキーもそれぞれの出番を心待ちにしている??? かのように映ります。
全てのブランドが結集!!までには至りませんでしたが、7ブランドの試乗スキーを
用意して、1本目に足慣らしと特性の確認、2本目にタイムトライアル・・・・・・
の流れで、用意した7機種を順に試乗テストしていきました。
テスターは初日4名 ピステスタッフ白砂・佐渡・角森・一般参加UEさん(各7機種)、
ポールセットは、癖のない振りすぎない程度のオープンセット。
2日目午前のみ3名 ピステスタッフ角森・一般参加UEさん&MSのNさん(各自気になる
3-4機種)の試乗となりました。ポールセットは癖はないけれど、前日よりも振り幅を
1m程度振ったオープンセット。
テスト結果はこちら・・・⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
テスト4-18リザルト
各テスターの技量や好み、パワーの違いなどで、それぞれ結果は異なりましたが、どうご覧に
なりますかねぇ???
しかし、いい状態で同じように仕上がっているスキーを試乗できる体験というのは、
初めて乗るスキーでも、特性の違いはあれど、ひっかかる!!とか、動かない!!とか、
ずれない!!なんていう不安感が一切なく、板の特徴を掴みつつ、操作性の確認に意識が
集中できるので、最高の試乗テスト!!だなぁ〜と、改めて感じました。ここ数年の
Piste Tune-Up のクォリティの向上も改めて感じる事ができ、この状態でお客様に
提供できていることに、改めて自信が持てたようにも思いました。
スキーそれぞれの個別のお問い合わせは、ピステスタッフ白砂&角森まで、
お気軽にどうぞ!!
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インフルエンザで5日間寝込んだ後で間もなく強行した今回のテスト2日目は、
店長、朝から体力的に滑走不能!! 18日の今シーズン初ポール滑走が相当効きました。
角森君も、2日目午後は下半身の自由を奪われ・・・リタイア!! これまた、今シーズン
初ポール滑走が相当効いていたみたいです。ということで・・・・・・
ついて来ちゃった的な参加をいただいた、ご常連・御年6◯才のMさんとともに
チャオから西に移動すること20分・・・・標高1750mに位置する濁河温泉へ湯治???
に向かいました。
御岳山の全景を西側から見るのは初めて???
左端の裾野にチャオ御岳・右端の裾野の裏ににおんたけ2240・その中間裏側に
御岳ロープウェイと開田高原マイアが存在しています。実に雄大な山です。
チャオから御岳の北端を見ているのとは、さらに雄大さが違いますね。
濁河温泉・・・なるほど濁った河・・・
石灰成分のせいか、川がパステル系の水色に濁っています。
秘境の露天は茶褐色の湯なり!!
混浴でしたが、期待もむなしく他に入浴客なし!!
100mほどの階段を登って、内湯に入り直すことに。
Mさん、心臓破りの階段徒行で疲れ果て・・ハマちゃんみたいな
オーラで登ってこられ、「また湯治しなおさんと・・・」
ゆっくり湯治????したので、毎夜の宿での飲みには支障なく突入!!
Mさんとも「旅はいいねぇ・・・」と様々なバカ話に腹を抱えて笑いながらの
連夜でしたね。Mさん、いつもありがとうございます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■ Top Racers Camp 報告 ■■■■■■■■■■■■■■■■■
20・21日の両日は、おんたけ2240スキー場で、SAJ主催のTop Racers Campが
開催されました。
元オリンピック選手の、岩谷高峰氏・市村政美氏・児玉修氏らをメインコーチとして、
現役SAJコーチ陣の運営により、本格的で手際の良い進行で開催されました。
現役国内Top Racerの、清沢恵美子選手・星瑞枝選手・パラリンピックメダリストの
大日方邦子選手らが、デモ滑走やアドバイスも加えながらのCampでした。
Jr.からシニアレーサーまで、TOP選手の滑りを喰い入るように見つめ、アドバイスを
聞き・・・・真剣な良いトレーニングができていたように感じました。
ピステスタッフ3名は、コース整備係として、お手伝いさせて頂きましたが、あまりに
現場慣れしてらっしゃるスタッフの皆さんの手際の良さに圧倒されておりました。
大してお役に立てなかったような気も・・・・関係者の皆様、申し訳ないです。
今回コース整備を主にしましたが、国内TOP選手が滑った後の整備で驚きました。
特にSLコース上の掘れている場所(ライン)が、今まで見た事のない場所・・・でしたよ。
普通の一般的な選手は、ポールの真横からポールを過ぎたあたりが掘れているもの。
国内TOP選手が滑った後のラインは、ポールの手前1/3〜1/4くらいがMAXに掘れていて
ポールの真横あたりで掘れは終わっています。ポール手前で圧がかかってたわんだ
スキーはポールの横を通過した以降は、もう走って抜ける力に変わっているんですねぇ。
自分もそうですが、ポールの真横からポールを過ぎたあたりが掘れているということは
ブレーキングになっていたり、スキーの走りに繋がってなかったり・・・・を
実感させられました。
恐れ入りました!!
しかし、2日間ともに気温0度前後のこの時期としては、しびれる寒さでしたよ。
御岳界隈のスキー場はまだまだ冬真っ盛りです。
御参加の選手の皆さん、関係スタッフの皆さん、会場提供の2240さん、大変お世話に
なりました。お疲れ様でした。ありがとうございました。
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今シーズン最終のチャオ御岳ツアーをGWに開催します。シーズン最後????の
スキーを、まだまだ雪がしっかり残ったチャオ御岳でお楽しみ下さいね。
詳しくはこちら⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
http://blog.piste.ws/2013/04/12/lesson-5/