お正月・北海道ツアー Vol.2
征吾さんとのニアミスは実に惜しかった・・・・・。
今回のツアー参加者の皆さんの半数近くが、技術選に参加される皆さん。
「技術選対策のレクチャーをして!!」というリクエストに、日頃はスキー理論
は持たない私も負けてしまって、少ない知識の引き出しをかなり無理矢理
こじ開けながら、分かる範囲でレッスン開始。
40代・50代・60代で初出場の方もいらっしゃいます。
「皆さん、ゲレンデを普通に滑られる分には、何の問題もなく上手い!! 」
ので、なかなか的を得たご指導は難しいのであります。しかも、不要な力を
使わずに、何日も滑るにはいい滑りだと思える滑りをされます。
何をアドバイスしたらいいものやら・・・・と悩みながら、フリーを見て
いると、共通している点があります。個々の癖や特徴の違いはあるにせよ、
ターンの後半から切り替えにかけて、フォールライン(斜面)方向にぐぐっと
迫ってくる!!落ちてくるような果敢なイメージをもった方がいらっしゃら
ないのが、残念に思えましたねぇ(人に言えるほどの器ではないのですが)。
と言う事で、切り替えの時にしっかりフォールラインに飛び出すくらい
大胆に・・・・と、テーマを出して滑り込み。でも、なかなか皆さん
進展がみられない(やはり指導力のなさを感じるのですが・・・)。
なんでかなぁ・・・???? と、よ〜く観察していると、ほとんどの皆さんが、
ターン後半の基本的なこと(外足加重・上体の外向と外傾)が完成されていない!!
ということに気付きました。
ターン後半の基本的な事ができて、スムーズな切り替え動作(フォールラインに
ぐぐっと迫ってくる迫力のある動き)に繋がるのだと、改めて教えられた
ように思います。
「もしかして、一番発見があったのは自分かも・・・と内心では思ってますが!!」
今シーズン以降、これを最大のテーマに皆さんへのスパルタ指導方針は固まり
ました!!
さあ、4泊5日の合宿ツアーも、朝食・スキー・昼食・スキー・夕食・温泉入浴・
寝るまで宴会!!のパターンを毎夜毎夜繰り返し、大きな怪我もなく終了。
ピップのほくれいロッジさんには超格安で充分な食事と、あたたかなおもてなし
を頂いて感謝しています。来年もお願いします!!
しかし、今回のツアーもスキー仲間の変な駆け引きのない、あたたかなお付き合い
ができる喜びを感じながら過ごす事ができて、お客様皆さんにこれまた感謝。
絶妙トークで気さくに盛り上げるUさん、女性陣の技術指導はお任せのIさん、
口は悪いが憎めないGさん、素直さで一番技術的にアップしていたKさん、
超マイペースでリゾートスキーを満喫するAさん、畑でとれた自慢の作物を
差し入れして頂き皆さんのしつけ役でもあったMさん、技術選初トライの
「教えてくれー」と私を呪ったK&Yさん、紅一点参加で男性陣のアイドルと
化して宴会盛り上げてくれたKちゃん、準指受験を控えて黙々と練習に打ち込み
つつ、大人の雰囲気を醸して下さるTさん、ツアー=怪我を今回も裏切らない
スタッフ村上、スキーに行っているのか、夜の飲みが目的か、温泉が目的か
いまいちつかめない私・・・・。12名の楽しいツアーでした。
帰りのパスの中では、高速から見える留萌方面の山々を眺めながら、癒されて
みます。雪山はいいなぁ、雪景色はいいなぁ・・・・
と、思いにふけって写真をとりつつ、ふと皆さんの方を見ると・・・・・・
どうやら、スキーヤーというのは、皆さん雪景色が大好きなようで・・・・。
みな同じことしてました。
来年は皆さんも、ご参加下さい。
そうそう、3月も旭川のツアーやりますし・・・・。