2/13の芸北国際・・・春スキーを楽しむ!!
2月に入ってから高温続きですが、雪はまだ思った以上に残っているものの、
さすがにべちゃべちゃ感は仕方ない・・・・(画像は芸北国際ジャイアント山頂)
強く踏みすぎると、ターン中に埋まってしまいます。こんな時よく聞かれる
のが、「この雪じゃあ、面白くない!!」という感想・・・・
じゃーん!! こんなときゃぁ、コレコレ。
こんな時、大活躍してくれるのが、セミフットスキー達なのです。
シーズンインの人工雪・今日のような春スキーのモサモサ雪がとっても楽しく
なってしまいます。もちろん、パウダーも。
真面目なカービングスキーよりも、ダ・ン・ゼ・ン軽快で速いのです。
もちろん埋まりません!!
朝、1時間ほどは締まっていたので、真面目な基礎板で練習。10時くらいから
じわじわと緩み始めたところで、「そろそろ、いっとく???」とチューン職人
角森と店長の短い会話で、セミファット出陣!! 二人ともこんな時のセミファット
の楽しさを知っているので、モサ雪のセミファット滑走に浮き浮き感さえ
感じます。早速、1本目・・・「やっぱり、これだよなぁ」「ですよねぇ」
の会話に行き着きます。あ〜、最高にモサモサ雪が楽かったですよ〜。
そして、別の使い方・・・・・・・。
この日は、目指せ1級のTさんの滑り改造プロジェクト!?がテーマの1日でも
ありました。小回りはストックワークのタイミングだけお伝えしましたが、
もともとの運動能力が高いので、すぐにイメージをつかまれた様子!! 拍手!!
あとは滑り込みですね。
そして大回りの練習へ・・・・ここでセミファットが大活躍します。
1級・2級を目指していらっしゃるスキーヤーの皆さんに多く見られる
パターンとして、ターンの前半の間がつくれずに、スキーを一気に振って
ブレーキングからブレーキングっぽい滑りのパターンが多いように思いますが、
このセミファットスキーというやつは、ウェスト幅が広いせいで、エッジング
してターン後半をつくった後に、ニュートラルというか、フラットに戻りたい
性格をもっています。ですから、ターンとターンのつなぎ目の部分にすごく
ゆとりが出ていい意味で”間”ができます。スムーズなスキーの流れ(弧)が作り
やすいんです。
Tさんも「前半の”間”の感覚が分かったよ〜」と絶賛・絶賛・大絶賛!!
実際に見ていて、かなりヤバい大回りに化けていました。たった1-2時間の
間にです。Tさん、あとはしっかり滑り込んで、感覚を叩き込むだけですよ。
見ていて、こっちが嬉しくなりました。
こうして、セミファットを使った、Tさん改造プロジェクトは無事に終了。
荒療治ですが、効果絶大です。