鷲ガ岳試乗会、無事終了しました。by しらまさ
今回は3/8深夜〜9日早朝にかけ、夜通し車で試乗会参加のため岐阜へ・・・
10日の夜家に帰ってきましたが、終わってみれば、想像以上にハードな旅でした。
その理由はあとあと・・・・
鷲ガ岳であった、ディーラー向け09/10New Model Ski試乗会・・・・・。
スタッフ全員と、一般のスキーヤーの皆さんの試乗評価も生で把握したいこと
もあって、ピステスキークラブ員数名とともに、行きました。
鷲ガ岳もさすがに今年は雪がヤバい感じでしたが、西日本の寂しい降雪状況に
最近は慣らされてしまっていたので、それでも納得のいく鷲ガ岳となりました。
今回は、鷲の隣のスキー場(ホワイトピア高鷲)に常駐している、イチポンも夫婦
で参加。結果的にスタッフ全員と、クラブ員のミニツアー状態です。
試乗に参加していたメーカーは、ロシ・サロモン・アトミック・K2・エラン
フィッシャー・ヘッド・ブリザード・ノルディカ・フォルクル・オガサカ。
主要なブランドは勢揃いしていました。
細かいフィーリングは個別にお問い合わせいただくとして、今回は、他の
スタッフもブログに書いていましたが、数ブランドがチューンナップの不備
により、試乗しても試乗にならないブランドがありました。同行したクラブ員も、
朝一の滑走中、チューンの不備により転倒している人や、スキーを操れずにただ
まっすぐに降りて行くしかない・・・・。
それぞれのメーカーさんに「これは試乗になりませんよ!! 危ないですよ!!」
と伝えます。「何が原因なんですかねぇ????」「チューンが原因です!!」
「そうなんですかぁ・・・・こりゃあ、まいったなぁ。他の小売店さんたちの
板のイメージが悪くなるのが心配だなぁ・・・」と、コメントされてました。
幸い、ピステスタッフは、自社工房で四苦八苦しながらチューンの品質を
UPさせることに努めてきたつもりなので、板の性能ではなくチューンの問題!!
だと、すぐにわかったのでいいようなものの・・・・
他店の知り合いの方と話すと、案の定、「今年の◯◯メーカーはだめだなぁ」
というコメントになってしまってました。その印象だけが、スキーヤーの
皆さんに伝わるのだとすれば・・・・・怖いことです。
我々は、怪我をしたくないので、チューンのまともなブランドばかりに
試乗することにしました。チューンの不具合の合ったブランドは、今期と
大した違いがないのが幸いでした。
これだけ一気に様々なブランドに試乗すると、いつも感じるのは、大回りの
板だろうが小回りだろうが、セミファットだろうが、各メーカーごとに、
乗り味の基本は共通しているということ。
操作性がいいメーカーは、どれに乗っても操作性がいい・・・・・・
キレがあって走るメーカーはどれに乗ってもキレと走りがいい・・・・
まったりとしているメーカーは、まったりと・・・・という感じで。
総勢12名でのぞんだ試乗会を通じて、総合的に一番人気だったのは、基礎系では
ええ〜〜!! マジで〜〜!! イメージないよ〜!!
と言われるかもしれませんが、ダントツで「エラン」でした。
クラブ員みなさん、エランをはいた時の動きの変化には、みんな絶句!! でした。
皆さんに言えることとして、自分からしっかり動いていける「余裕」を感じます。
だからといって、優しすぎるとか、軽すぎるといった、ランクの低い板に
ありがちな「物足りなさ」はないのです。たぶん、ピステでは、来シーズン
イチオシモデルに入ってくるでしょうし、試乗したクラブ員の皆さんも
「えかったよ〜」と、口コミされるのでしょうねぇ。
1日目の試乗が終わって、宿へ・・・・
普通の旅館の夕食・・・・から、全員酒が入ってきたところで・・・・
予想だにしていなかった展開に・・・・・・。
大広間での食事、そこには一段高い舞台が・・・そしてカラオケの機械が。
スキーヤーの夜は、爆発しました。
記憶喪失者多数発生・・・・火をつけた◯永さん、みなさんの日頃の
ストレス解消に貢献頂いて、ありがとうございました。
仕事で行った試乗会ですが、クラブ員の皆さんに心底癒される思いで
大変感謝です。
スキーは、良い仲間がいると、本当に楽しめますねぇ・・・・。
滑るだけがスキーじゃない!!
仲間や景色、旅、酒、温泉・・・・・。どれもスキーを通じて楽しめる!!