ボランティア活動を通じて・・・

昨日・今日と予定していた土砂災害のボランティア活動は、昨日は無事に任務を

終了することができましたが、本日は、雨天のため二次災害のリスクを考慮され

中止となりましたので、明日までの臨時休業予定は、解除して通常営業に戻して

おります。

 

さて、昨日は、ピステスタッフ7名とお客様2名(隅◯さん、岩◯さん)の計9名で

安佐北区可部の桐原地区の災害現場で作業しました。

ともに作業に当たっていただいた2名のお客様には、心より御礼申し上げます。

 

昨日は、用水路の復旧が仕事でした。

崩れ落ちた木々や土砂が用水路を塞いでいるため、今後の降雨時の水の流れを

確保しなくてはいけない現場でした。

 

幸い9名ひとまとまりで同じ現場に振り分けてもらいましたので、大変効率良く

作業が進められたように思います。

既に先週2日間、安佐南区八木地区のお客様宅の土砂撤去のお手伝いをスタッフ

5名で体験していたこともあって、作業のイメージや流れが想像しやすかったので

昨日の作業にも随分と活かせたように思います。

 

これまで、3日間の復旧活動を通じて感じていることを、今後活動に参加予定の

皆様にお伝えしたいと思いますが、可能であれば、仲間数人で声を掛け合って

参加されることをオススメします。もちろん、お一人での参加もとても大事な

貴重なことですので、それはそれで人として立派な行動だと思います。

が、先ほど、幸い、9名ひとまとまりで同じ現場に・・・

と書きました。これって結構意味があることを痛感しました。

 

現場での作業は、当初の想像を超えて肉体的にはかなりハードです。既に経験された

皆様はご承知とは思いますが、土砂撤去とは言え、土砂の中には、岩・石・木・木の枝・

木の根・生活に絡んだ瓦礫など、とてもじゃないけどスムーズに掘り進めるような

状況ではないです。

スコップで土砂をすくい上げるために、石や木などの障害物を手で取り払いながら

地道に地道に進めるしかないです。時に、誰かの手も借りたいシーンも多々あります。

個人個人が尽力しながらの共同作業でもあります。

そんな作業現場の実態のなかですから、その日初めてあった方同士だと、多かれ

少なかれ、遠慮や気をつかうシーンもあるように思います。

 

昨日は、受付ボランティアの方がご配慮くださり、

幸い、9名ひとまとまりで同じ現場に・・・

で、作業ができました。毎日、顔を合わせて仕事をしているメンバー同士ですから、

とてもスムーズに作業が進んだように思います。

「お〜い、こっち手伝って!!」とか、「ちょっと手を貸して」とか、

「自分、ここをこうするから、その後のこの部分を頼む」とか・・・・・

被災された家主さんも、「気心知れた同士で作業されると流れが違いますねぇ」

と、おっしゃってました。

(決して僕達が自負したいのではありませんよ。お間違いなく!!)

 

ということで、今後ボランティアに参加される皆さまには、是非ともお仲間同士

声を掛け合って、一人より二人、二人より三人、三人より四人・・・・・・・

というふうに、活動に参加されると良いと思いました。

 

同じやるなら、効率よく、少しでも早く復旧していく方がいいですし、変に気疲れ

しない方がいいと思いますし・・・。

家主さん(依頼者さん)の喜びも、仲間とともに分かち合えると何倍にも達成感が

膨らむ気がします。

 

まだまだ、先の長い復旧期間が必要だとは思いますが、少しでも早く安心して

生活できる日がくることを祈るばかりです。

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