チューンナップ職人・・・
いよいよ風も秋めいてきたなぁ〜と感じる頃になってきましたねぇ。
この時期になると、気持ちに余裕がなくなってきてピステのスタッフの
表情から少しずつ「笑顔」が少なくなりはじめます。
仕事の量が増えて納期にも余裕がなくなってきます。
体力・気力・時間との戦いが始まる時期です。
ブーツやスキーのチューン・ビンディングの取付け・入荷してくる商品の
管理・ジュニアレンタルのセッティング・・・などなど、さまざまな仕事が
山積みになってきます。
中でもスキー・ボードのチューンナップは最も体力・気力に過酷を極めます。
同じスタッフとして見ていても、この仕事は誰でもできるというものではないし、
まじめにこつこつと繰り返し繰り返しおこなう仕事・・・。
彼でないとできないな・・・と、思います。
片方だけでも6-7kgある板を1日の作業の中で、何百回か持ち上げてマシンに
通したり、運んだりと大変な作業です。オートメーション化したいところですが、
スキーというやつは、長さも素材も形状も痛み方もキズの具合も全て異なります
から、これも難しいのです。もちろん機械化が可能であっても、費用対効果の
問題もありますし・・・ねぇ。
ピステでは、1階のガラス張りのスペースでチューンナップをやっています。
時々、チューンナップ後の滑走フィーリングの感想なんぞ、チューンナップ
職人の角森に伝えてやって下さい。もちろん、良い事も気になる点も含めてです。
やはりお客様からの直接の”声”は、データベースにもなりますし、励みにも
なりますから。チューンナップの現場にいると、意外に近くて遠い
“お客様との接点”になりがちなのであります。